大河ドラマ
時間の使い方がここに来てますます贅沢。これまであまりクローズアップされてなかった於愛の方を最後にほぼ丸1話を使って湿っぽくない話で彼女の生涯を描いた。脚色は多いだろうけど正直あまり知らなかった。てっきり2代将軍になった息子を見ていたものだ…
VIVANT素晴らしかったw あれだけの役者陣で10話ですっきり完結。ある意味贅沢。2クールやったらギャラが凄そう。三十郎は最後に源次郎から無能扱いw 偶然写真見なかったら分からなかっただろうから優秀だったと思うが。続編を期待したいけど正体バレてて…
石川数正を中心にした2話。派手さは少ないが神回レベルのシナリオだったと思う。秀吉や家康といったメジャー大名の陰で翻弄されながら、しっかりと自分の意志を歴史に反映させていた人たちの話。一見信長・秀吉・家康の戦略によって終結した戦国時代のよう…
秀吉の強さをいくら説明しても秀吉憎しの家臣団には伝わらなかった。数正出奔の理由としては想像以上に説得力があった。もしこの全体像が本当だったとしたら、家康を思い止まらせた数正のファインプレーといえる。豊臣家と徳川家の運命は関ヶ原でも大坂の陣…
NHKのVFX。使い方が上手くなってきていて違和感がなくなり、逆に話題にならなくなってきている気がする。あの軍勢や背景をバックにした実際のロケ撮だった場合のコストを考えれば圧倒的なコスパを実現しているのではないだろうか。何万規模の軍勢は既にエキ…
本能寺は結局出陣しなかったが覚醒家康の雰囲気は戻った。 狸と猿の直接対決。いくつもの修羅場をくぐり抜け格段に戦闘力が増した徳川軍。しかし立ちはだかるは知恵の羽柴軍。 最終的には戦に勝った徳川が政治に勝った羽柴の軍門に下ることになるが、合戦こ…
茶々このとき齢15前後。ラスボスに仕立てる取っ掛かりとしてはちと強引で安っぽい気はする。大坂の陣までに家康をさらに敵とする演出が出来るか。 母親を助けに来なかった。息子を助けなかった。というのは家康にとっては不可抗力。特に大坂の陣までの茶々…
短編の話としては面白かった。相変わらずの半蔵のあつかいに笑うしかなかった。もっと悲壮感のある伊賀越えを予想していたが軽めのテイストだった。白子浜に着いた一行のキレイさに麒麟の金ヶ崎を思い出した。そこはもう少しリアリティを入れても良かったの…
「家康~!!」「信長~!!」言い合っているうちに本能寺が終わった。 結局信長を最初に切った忍びは誰?光秀が放った間者? 家康の方は市にほだされ出陣せず。なんだそれ。 前2話の覚醒具合はなんだったんだ。もう通常状態に戻ったのか? なのに伊賀越えでは…
家臣への「信長を殺す」宣言から、なんと本人への食らう宣言。光秀は家康の策略で失脚。この一連の状況を何故か悟っている秀吉。 次回の本能寺に向けてなかなかに変わったシナリオ。このまま家康は本能寺へ突き進むのか。光秀がそれよりも早かったということ…
シナリオだけでは描けない渾身の舞い。 前回の感想で「どうする家康」折り返し点での家康の覚醒を期待するようなことを記した。これまでいくつもあった変化のきっかけをことごとく裏切り、いつまでも弱くて泣き虫なままの彼を25話見続けてきた。それをすべ…
妻子か国か・・・妻子を選べば国もろとも殺されるは必定。 今回のための回想として描かれてもいいシーンがいくつか省かれていた。無粋な説明は不要ということか。1つは強右衛門編で信長がその妻子の顔をじっくり見ていること。他人の首ではバレる。そしても…
現世のようなSNSがあればあるいは理想郷はつくれたか。 瀬名のシナリオを達成するための難易度はかなり高い。誰一人裏切らないことが前提のため無理ゲー必死。最初からほころびがあり結局この計画は決壊する。この彼女の志は家康に引き継がれるという流れに…
少しずつ緊迫感が増す中で場違いな空気感の於愛の方登場。ヒロインチェンジのお膳立ては完了。しかし瀬名は何をしようとしているのか、何をずっと思っていたのかは謎のまま。件の事件を前に瀬名を中心としたシナリオが進んでいく。信長の策略というよりも本…
今は設楽原の戦いというのかな?歴史上の出来事の名前がのちの研究によって変わることはよくある。でもまだ長篠の戦いの方がしっくりくるなあ。 本編を見る前に歴史探偵を見てしまった。最後まで見てはいないけどAIでは中盤武田が馬防柵を突破し善戦する場面…
月曜日になるといろんな情報が流れてきた。 最大のインパクトはとにかく明るい安村の復活決勝そして惜敗。基本的に裸のため強右衛門の磔と印象がダブって感想を書く前によく分からない感情になってしまう。週末の仕事のトラブルは無事だったっぽいし、「日曜…
徳姫の急激な豹変ぶりに正直安直さを感じながら見ていたら、最後に意外な組み合わせで想像のシナリオでは進まないことを思い知らされる。 謎の連判状から始まった。ちょいちょいあるミステリー式の演出も頻度が多いと冷めてくる。今回は謀反計画の話だったの…
前回との落差が凄いが必要な話だったと思う。 三方ヶ原を乗り越えた家臣団はいまだ家康を敬わず。遠江の民と同じように陰口を叩いている。忠勝はいまだにアイツ呼ばわりだしやりすぎ感は否めない。頼りない殿設定なので仕方がないといえば仕方ないのだが・・…
やってくれたな古沢良太。なんという伏線回収。名前覚えられないのは単なるウケ狙いだと思ってたよ( ノД`) オープニングの雰囲気が変わり、バリバリターニングポイント感を出して始まった今回。「真・三方ヶ原合戦」と銘打った神回は最悪の状況から始まった。…
波乱万丈な家康の人生において最大級に死を覚悟したであろう三方ヶ原の戦い。打って出た理由も、その後撤退した浜松城で城門を開けたいわゆる空城計も今となっては真意は分からない。次回の真・三方ヶ原合戦で描かれる経緯と理由はシナリオの腕の見せ所と言…
たしかに武田が何故強いのかを表現したものはこれまであまりなかったかもしれない。信玄が言うように石高も少なく海もない甲斐で、現代でも戦国最強と謳われる所以は赤備えの騎馬隊のイメージが大きい。しかし冒頭の調略力の高さや金山による財力、そして信…
金ヶ崎撤退戦は残念ながら省略。麒麟がくる同様に小奇麗な秀吉と家康がいると思ったら、秀吉が自らを汚しはじめ信長に猛アピール。蹴とばす信長w そして白兎の耳にかみつく信長。あやうく姉川戦では家康が裏切る寸前。ここまで面倒くさく好かれない岡田信長…
ようやく大きく描かれた「金ヶ崎の戦い」 阿月の働きがなければ家康の運命も大幅に変わっていただろうし、なにより今の日本の姿は全く違うものになっていたはず。間違いなく政治の中心は東京ではなかっただろう。しかし小豆袋の代わりに阿月が走るのかと思っ…
コンフェイトのつなげ方が見事。金ヶ崎の袋の鼠はおそらく後世の創作なのでやってもやらなくてもと思っていたら、まさかの阿月(あづき)。そして茶々を抱く家康の画は強烈だった。最後がこの二人の戦いになると思うと、何かほんの少しのことで日本の様相は全…
今川氏真。戦国の物語ではいつも小物扱いされる人物。確かに今川家は彼によって大名からは陥落し、徳川家とは主従が入れ替わることになる。敗れた当主は殺されるか島流しがほとんどの時代にプライドを捨て非常に珍しい人生のルートを辿る。 前回と同様に回想…
正直なところ構成のバランスの悪さが気になる。面白かったけど。 回想含め田鶴パートの長さを考えると最後の戦闘シーンが呆気なかった。そして件の乗馬シーン再来。実働時間は短くても田鶴の最期はもう少し派手でも良かったかと。 家康最大の天敵信玄が遂に…
側室のクローズアップは良かったと思う。視聴者に時代背景の違いを認識させつつ、現代のジェンダー問題にも切り込む。面白おかしく描いてはいたがかなり挑戦的なシナリオだったと思う。ガチガチの年配の大河ファンは振り落とされそうな回だった。 長丁場の大…
家康と正信との関係性の描き方は、徳川家の物語として重要に思う。かなりキツめに裏切っておきながら帰参が許され、徳川の中枢となる本多正信とは何者なのか。特に今回の物語では他の家臣からも全く信用されていない彼の何を家康は見込んだのか。 正信の幼き…
解決の糸口もなく消耗していくだけの無益な戦いが続く。戦いの厳しさは伝わってくるものはあるので、のちの家康の強さとは人質時代と一揆との戦いの経験によるものかもしれないと感じる。頼みの軍師も向こうにいては勝ち目はない。どんなシナリオで解決に導…
一向一揆編に突入も軽さが消えない今回の大河。名前の決め方も大将自らの潜入調査も単なる思いつき感が凄い。まだ門徒に説法を行う住職の方が言葉に重みがある。この時代にしてはゆるい主人公に未だに慣れない。 感想もあまり思いつかず遅れがち。リアルタイ…