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どうする家康 第48回 感想 こいばな神君

総括ではなく純粋に最終回のみの感想。個人的にいつもと異なるテイストで始まり回想シーンでまとめる最終回が最も嫌い。今回まさにそれだった。ただ「どうする家康」の場合はその個人的に毛嫌いする理由の部分を裏切ってはきた。

 

回想まとめ最終回が嫌いなのは無駄だから。それをやったら最終回としての新作を放棄しているように感じてしまう。終わりまで新鮮な驚きを追求してほしい。そういう意味では「神の君へ」は完全なる新作だった。しかも晩年ではなく皆が若いときに既に撮ってあった最終回用エピソードも盛り込み。

 

そして主人公が迷いに迷ったまさに「どうする」への答えも、亡き妻子と今を生きる孫を登場させ上手くまとめられた。最終回前に松潤と古沢良太が結末に向けての打ち合わせでかなり悩んでいるシーンが映されていたが、半分はかなり前に決められていたという部分が最大にダマされたw

 

戦争をなくすために戦争をする整合性・・・どこかで聞いた気がする。というかおそらくよくある設定。代表的なのは山田裕貴が異常に大好きなガンダム00。武力による戦争根絶。今回の大河でその答えが出たとはいえない。しかし戦好きの亡霊たちをすべてつれてこの世を去る家康の姿はラストにして格好良かった。

 

小栗旬・・・いる? 大河送りも最近ハヤリだけど、真田丸の赤備えつながりのように流れに盛り込む自然さがほしかった。ちと強引。総括は別で頑張って書きます。

 

いとうまい子・・・おいしい給食からの刺客w