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どうする家康 第44回 感想 しかられ秀忠

退場用消化試合。みんなナレ死。直政は回想のみ。最後までにもう一回盛り上がれるところはあるだろうか。大阪の陣の主人公側の取り巻きはほとんどいなくなった。家康が亡くなるまで生きているのは本多正信と渡辺守綱くらい。新キャラが正信の息子だけでは寂しいところ。ちょっと最終回に向けて心配。

 

豊臣方も三成なき今、全体的にみんなキャラが薄いので茶々だけが息巻いている印象。ほとんど家康&正信 VS 茶々&秀頼にしか思えない。もう少し中盤までの登場人物を抑えて終盤目立つキャラがほしかった。頼みの幸村も今のところ印象は少ない。どうするんだろこれ。

 

大河ドラマの終盤が盛り下がるのは仕方がないし家康が長生き過ぎたせいもあるが、ここまで登場人物がスカスカになってしまうのは珍しい。とはいっても勝ち戦の勝者側には皆興味は少なく、豊臣方の五人衆に比べるとどの武将を取り上げてもインパクトは少ない。人間関係からいえば秀忠、正宗、信之あたりに際立つ俳優を配置しても良かったかなとは思うけれど。

 

茶々はこのまま単なる悪役で終わってしまうのか。どうする家康の幕引きこそどうする。