短編の話としては面白かった。相変わらずの半蔵のあつかいに笑うしかなかった。もっと悲壮感のある伊賀越えを予想していたが軽めのテイストだった。白子浜に着いた一行のキレイさに麒麟の金ヶ崎を思い出した。そこはもう少しリアリティを入れても良かったのでは。
本多正信の復活劇も盛り込まれ、落胆した本能寺から少し回復できた。考えて見れば本能寺の変に家康は直接かかわりはない。演出はあれぐらいで良かったのかもしれない。
それにしても半蔵と大鼠は引っ付くのか。大鼠が半蔵に食らわせた横腹への一撃のスピードの速さが一番笑えた。そして不気味なのは秀吉。大返しの速さについての言及はなかったが普通に知らせを受けて急いで帰ってきただけということなのか。
来週８月からはVS秀吉編へ突入する。豊臣一派と徳川家臣団の化かし合いは面白くなることを期待したい。
