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麒麟がくる 第二十三~二十六回 感想

ついに半沢の最終回の日は録画してある麒麟を観ずに寝てしまった。

 

10月開始の新ドラマ等が始まるとますます埋もれてしまいそう。面白くないわけではない。ただ次回が特に待ち遠しくない。光秀の立場や感情の変遷をじっくり見せられるのは悪くはない。それでもどこか肝心な部分が抜けている感じがする。光秀の行動が受動的で彼の意志によって日本の歴史が変わったというよりも、行き当たりばったり感が否めない。今のところ大きく悪人としては描かれていない信長を最後に何故討つのか。初登場から少し常人とは感覚が違う信長ではあったが、二十六話での光秀との上洛の話の最中に戦(いくさ)好きな一面を見せ始める。これが本能寺へ向かうプロローグだとしたら少し残念だ。自分が悪魔に導いてしまったとか思われては困る。大将にするには危険な感覚の持ち主であることをうかがい知るチャンスはこれまで幾度かあったはず。ましてや何故かさまざま大名に気に入られているキャラ設定である光秀なら主を選べる立場にあった。選び放題の今の時代の就活みたいに思っては失礼だろうか。

 

義輝暗殺から義昭擁立までの戦国の裏舞台。そしてやっと光秀が歴史の表舞台に出てくる。これまでの彼の行動はシナリオライターのほぼ空想。今後は史実の大きな出来事の中心でなんやかんやとかかわってくる。信長を天下人手前まで担ぎ上げ一瞬で幕を引いた後半こそが、かの有名な「明智光秀」である。だからこそ何を思って動いたのか、何が理由だったのか、心のうちの描き方が視聴者が最も注目しているところ。新型コロナの影響で最終回のタイミングが年末からずれる今回の大河。我々の知らなかった光秀は現れるのだろうか。