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阪急電鉄の中づり 世代間ギャップという悪意

headlines.yahoo.co.jp

 

麻生大臣の2000万円発言にしても、これを言ったら炎上するとか批判を浴びるとかを感じ取る感覚がなさすぎる。結局世の中や制度を変えていかなければ少子高齢社会から脱却することは出来ないのに、その変える権利や力を持っている国会議員や法人組織には困っている庶民の実状を分かっていない。というか分かろうとしていない。この乖離が今の日本を作ってしまったんだろうと思う。

 

景気が良く終身雇用の社員たちを多く抱えていても成り立っていた会社に対し、景気が後退したときに国は国民を守らずに会社を守ってしまった。労働形態の自由化という名目で会社の雇う側の責任をなくし、副業なしで一生食べていける給料が保障されない労働者たちを量産した。それなのにいつまでたっても、というか就職氷河期から20年以上たっても何の策も打たないまま産めよ増やせよとだけ言っている。もう何か画期的な対策を思いつかなければ8050問題とともに日本は沈んでいくだろう。

 

正直なところキャッチコピーの「30万だけど」と思えるような好景気の恩恵しか受けていないのに高額の年金を受取り高額の医療費を負担させている世代は、何らかの負担をしても罰は当たらないだろうと思う。何もその世代に当てつけが言いたいわけではなく、今の状況の日本へと誘導した世代としての責任を少しは感じてほしいからだ。インターネットでも新聞でもテレビでも現状を知る努力をしてほしい。そして最悪は苦しんでいる世代の気持ちを逆なでする言動や逆走だけはしないでほしい。切に願う。