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トクサツガガガ 感想① 特撮好き以外には届くか

1クール毎に1作品挙げて感想を記しているが、少しでも多くの方に共感を得て頂きたいのでそれなりに視聴者数の多いものを選んでいる。でも今回はあきらかに人を選ぶであろうドラマを挙げてみた。毎回いくつかの3話くらいまで観て1作品選んでいるが、録画だけして後からまとめて観ているものもあるので今回はリアルタイムで視聴している少ない中からこの作品にしてみた。それにしても最近のNHKは攻めている。

 

周りの比較的年齢層の高い人たちからはNHKのドラマ10枠の期待度は高い。自分も「透明なゆりかご」がとても良かった。しかし今回は1話を最後まで観ずしてリタイヤした者、タイトルだけで観る気もない者など全く支持は得られていない。わざわざあえて面白いと吹聴もしていないが、他人が嫌悪するものへの先入観・抵抗感はなかなか拭えない。私もずっと韓国ドラマや朝ドラを観ていなかったのと同じなのだけれど。私はアニメや特撮に一般的な人よりも抵抗感は少ない。今の40~50才台の男性は幼少期に仮面ライダーや戦隊モノなどの特撮が多く出そろい始めた世代である。そして自分たちの子供が観終わったか現在観ている世代。かく言う私もサンバルカンにスーパー1、ゲキレンジャーに電王などの時代に番組を観ている。

 

ドラマの設定である「隠れ特オタ」というわけではないが、あえて公言もしないし常に観ているわけでもないのでオタクという自覚もない。只今放送中の戦隊も仮面ライダーも見ていない。ただ観ていたときのキャラクターのフィギュアは複数あるw 率先して会話に出さない限り、そこそこ特撮の知識のある同類を判別する術はないので特撮の知識がある人間にはほとんど接触したことはない。唯一の例外は以前勤めていた会社の新入社員の着信音がゼロノスの変身音だったことに気付いて「最初に言っておく!オレはかーなーり強い!」と反応したことはある。彼とは特ソンメインのカラオケにも行った。このドラマの主人公のように己を特オタと自覚するくらい好きな場合は、同類を強く求めたりオタバレすることを異常に警戒したりするものなのだろうか。たまたま見つけた同類と息抜き程度に特撮を語ったり歌ったりすることは発散にはなるので、1年に一回くらい串田アキラのサンバルカンを歌いたいところではある。

 

さてさてトクサツガガガは3話まで来たが1、2話の時点では正直オタクに媚びた感じがしてそこまで面白さを見出せていなかった。しかしながら再現度というかクオリティーは高い。私的にもサンバルカン⇒ゲキレンジャー推しとしては猫系戦隊なのはうれしい。だんだんと感情移入度も高まり迎えた第3話。追加戦士の設定を主人公の特オタ仲間を取り込みたいという設定にリンクさせたところで、今回のブログはこの作品でいこうと決めた。自分が観ていた中で弓系男子で思いつくのはマジイエローだけだ。追加戦士では記憶にない。セオリーを理解しつつセオリーにない設定を突いてきたところはなかなか侮れない。北代さんをどう攻略していくのかは見どころ。同じオタクでもドルオタが特オタになるのだろうか。

 

メインビジュアルの小芝風花の表情とポーズも良い。話を象徴するものならOLの服装に武器を持たせた方がインパクトがあると思うが、後ろ姿のシシレオーが映えるシンプルさを優先させたこの配置もアリかと思う。全7話のようなので残り4話、短期集中獅風怒闘で感想を綴っていけたらと思う。世代の飛んだ歯抜けの特撮知識を交えて。私のリアルは幼稚園ー小学校低学年頃のバトルフィーバーJ~ゴーグルファイブ。子ども世代はマジレンジャー~ゴーオンジャー。シンケンジャー~ゴーカイジャーは飛び飛び視聴。ちなみに娘なので子どもの方が先に卒業したw

 

追記 ザテレビジョン調査のウィークリーランキングは1位で笑った。

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ザテレビジョン視聴熱ウィークリーランキング2019/01/28(月)~2019/02/03(日)