普段、情報収集が必要なとき新鮮さや緊急性を重視する場合はTwitterを頼ることが多い。インターネットが普及してから、更新のない情報媒体を見る機会が激減した。百科事典や辞書、図鑑だけでなく雑誌や新聞でさえネットの情報スピードに比べればあっという間に古い情報になってしまう。その中でも情報の真偽抜きで現状一番手っ取り早いのはTwitterかと思う。
最も感じるのが地震。TVのニュースよりネットの速報よりもリアルタイムのつぶやきを見れば大方の範囲や強さが推測できる。最新の流行り廃り、話題の店、裁判の進捗、あの有名人の今など、自分が欲する欲しないに関係なく、情報が芋づる式で入ってくる。情報過多にうんざりすると聞くこともあるが、情報の連鎖による偶然で得られるものは大きいと思う。ものごころがついたときからネットが存在するしないは、いい方にも悪い方にも人生に大きな影響を及ぼすと思う。
昨日、荷物の緩衝材に使われていた新聞紙の記事に感動したというツイートを偶然読んで、そのリツイートにあった無料小説が面白かった。
何となく読んだら一気に読み込んでしまった。素敵な短編の小説だ。難しい表現や言葉を使わず、こんなにすんなり情景や設定を伝える能力は素敵で羨ましい。しかも小説は初めてで、作家さんではないというのにシビれた。「涙をこえて。」石井寿さん。https://t.co/CnstiOd5do
— 河相 我聞 (@gamon0524) August 13, 2017
かなり強引な展開だけど、後半の怒濤のタネあかしのボリウムに笑いました。はじめから短い小説だと知っていた分、隠された情報量にビックリ。
私は特に面白かった小説、漫画、映画、ドラマ等は何度も見る派だ。限られた人生の中で出会える傑作の数なんてしれているので、同じ話を何度も見るのはもったいない派も世の中には多い。その気持ちもよく分かる。
このインターネットがある世の中だからこそリアルタイムな情報だけでなく、既に生まれている傑作に出会える確率を上げるツールとして活用していきたい。そして将来的に集めた傑作を思う存分読み返したいという野望がある。共感者は挙手を。
ただ昨日久しぶりに、高校時代に借りパクされた「はじめの一歩」の1・2巻を読む機会があったのだが、思ってた以上の感動がなくて残念だった。何故だ。まだ記憶が新しかったのか、絵柄のギャップか。リアルタイムでマガジンを読んでるせいか。そうか繋がる未来の先がトレーナーの一歩のイメージだからか!お願い森川先生、早く一歩をボクサーに戻してください。
昔の淡い記憶なのだが、椎名誠氏が読んだ本はすぐ捨てるみたいなことをおっしゃっていたCM、リーバイス?が子ども心に衝撃だった。私はもともと物が捨てられない性分なのかもしれない。もう一度読むか分からない本や雑誌も多く置いてある。そして久しぶりに手に取ってみてもやはり面白くないものもある。非効率。時間の無駄。それでもとっておきたい。