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高校教師の暴行問題について

動画から発覚した生徒と教師のやりとり。聞き取りづらく詳細は分からないが、生徒が教師に対して話をするには相応しい態度ではないことは見て取れた。今回は概ね世論の多数派の意見に賛成で、教師の対応のマズさだけを責めるのは酷すぎると思う。ただ殴ってはいけないというよりも殴る必要がなかった。教師はその生徒が大切なのか?ただ学校に来てイキりたいだけの、馬鹿にした教師にワンパンでやられる貧弱なヤツにワザワザ殴ってやる必要はなかったのだ。

 

今回被害者にあたる生徒にはラッキーとアンラッキーがある。ラッキーなのは今回の所業、教師以外の人間だったら1発殴られるだけでは済まなかったということ。今回の件で自分の浅はかな行為が重大行為であることを拳1発で知れたのである。社会に出て人を挑発して殺される前に、まだブレーキの効く教師に学校で教えてもらえたということ。ある意味教師は命の恩人といえる。そして致命傷にならずに殴られる痛みを知ることが出来た。ただアンラッキーなのは今が平成31年であること。今回の所業はネットの世界に一生残ることになる。法律で裁かれた場合以上のネット私刑の罰を受けることになるだろう。

 

教師側もどれだけ擁護されたとしても、しばらくはそれ以前のような生活は出来ないだろう。振り上げた拳の代償は大き過ぎる。高校は義務教育ではない。他の生徒が授業を受ける権利に影響するような生徒はむしろ辞めさせなければならない。これが小中学生なら説得が必要だが、殴って更生させるような善意は不要なのだ。その点では教師としては殴らないのも殴るのも正解ではなく、問答無用で辞めさせることが正解だった。

 

善意の更生の意味で殴っても、単にキレて殴っても自分の感情のままに動いただけで不正解なのだ。勇気を持って退場させるべきだった。ただ教師の一存では難しいだろう。学校は親に媚びず毅然として言い放たなければならない。他の生徒の妨げになる生徒は受け入れられないと。どうしてすべての親に世間の目に媚びなくてはならなくなったのだろう。守るべきは学校に普通に来ている生徒たちである。金出してる親の目だけに媚びていたらそれは教育ではなく商売である。日本の将来にかかわるので別の商売をやってください。教師の安定のために子供の将来をないがしろにするな。腐ったミカンを助けるのは中学生まで。普通の生徒が普通の高校生活を送る権利こそ守ってやれ。