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半径5メートル 第6話 黒いサンタクロース(後編) 感想

2話構成による恩恵はあまり感じなかった。宝子の秘密というか正体というか執念の理由は分かったけれど、普段の宝子の性格や能力はもともと備わっていたのだろうと思う。この大きなミスによって開花したというよりも一皮むけたといった感じ。そのため意外性はなく、後編は想像通りのシナリオだった。大臣や過去のスクープ事件などが絡み半径5メートルよりも遠いところの話のようにも感じた。それなら児童養護施設とセクハラの話をそれぞれ単発で掘り下げた方が良かったかなといった感想。

 

各演者の安定感は抜群なのだけど、あまりシンクロ出来ていないように感じる。フーミンと宝子が師弟な感じなだけであとは一匹狼的な印象。それが記者としてのリアルなのかもしれないけれど。残りの後半で巻き返してくるだろうか。