Quinoss.com

物語の感想やニュースの意見等々を更新しています

どうする家康 第14回 感想 かにくう敦賀

ようやく大きく描かれた「金ヶ崎の戦い」 阿月の働きがなければ家康の運命も大幅に変わっていただろうし、なにより今の日本の姿は全く違うものになっていたはず。間違いなく政治の中心は東京ではなかっただろう。しかし小豆袋の代わりに阿月が走るのかと思ったら先に袋の鼠伝達作戦は失敗。小豆失敗で阿月。これは変。でも前振り演出としては期待感が膨らみ凄く良かった。

 

それにしてもこの時代、こんなにカニ食べれたんだろうか。金ヶ崎城下に住んでるけどここ何年かあんな立派なカニは食べれてないw 調べてみると確かに安土桃山時代から食べられてはいるよう。なので三河の人がカニを見て警戒するのはありえない話ではない。まさかの海老蟹合戦で始まるとは思わなかったけど。

 

それにしても今回、信長・光秀・秀吉・勝家・家康のそれぞれの性格や立ち位置がいつもと違うところが面白かった。理にかなった家康の助言に耳をかさない信長、思慮の浅い光秀、しんがりに家康を巻き込む秀吉、家康をなだめる勝家、ひとこと多い家康w 冷静だったのは勝家のみ。戦国ドラマをよく見る人にとっては「そう来たか」という性格の心地良い裏切り。VFXでうまく敦賀湾も表現されていた。細かく言うと阿月が最後に海岸沿いを走る場面は金ヶ崎方向に向かうなら逆の東(右)かな。まあ本陣がどこにあったか分からないし、彼女が通り過ぎていた可能性もあるのでそこは大きなツッコミどころではないが。

 

次はすぐに「姉川でどうする!」なので撤退戦は描かれるのか気になる。予告では姉川の戦いっぽい場面しか確認出来なかった。出来れば麒麟のときみたいにこじんまりとはしてほしくない。でも姉川は予算掛かってそう。

 

そういえば予告の終わりに映っていたのは井伊直政。遂に登場。それにしてもなんという登場シーン。どんどん楽しくなってきた。

 

井伊直政登場①

井伊直政登場②

井伊直政登場③

井伊直政登場④