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物語の感想やニュースの意見等々を更新しています

 

拙い文章のライブレポートにリンクを頂き感動。

 

 

浅田さんのインスタを見ていると可愛い猫たちが出てくる。私の人生で昆虫やインコを除けば唯一小学生くらいまではうちにも2匹の猫がいた。いまでも北陸の田舎に住んでいるが実家はさらに山の麓にある。昭和の末期の冬は豪雪があったりでそれこそ今よりずっと寒かった。小学校低学年の頃は頭が割れるくらい寒くて朝の着替えほど嫌なものはなかった。それを少しでも解消しようと朝食前にこたつの中にカッターシャツや制服を入れる。温かくなったそれを取り出すときに中にもぐると、真っ赤な小さな世界にいつも2匹の住人がいた。濃い目のサバトラの母猫とハチワレの子猫。ある日から2匹になったので勝手に親子だと思っていた。

 

私が物心ついたときには母猫はいたはずなので家に猫がいることが普通だった。おそらくネズミ退治用に飼われていたのだと思う。ペットというか番猫? 普段何事にもやさしかった祖母が何故か猫に対してはキツくあたる姿を覚えている。柱を傷つけたか何かで激怒した祖母が「ご飯やらんぞ#」という一言とともに彼女の眉間にパンチを放ったときはさすがに驚いた。

 

思い出すのはそんな光景と見た目より細身で柔らかい感触。田舎で出入り自由だった彼女たちはいつしか家に戻ってこなくなった。不思議なことに彼女らを見なくなったことが家族の話題になった記憶がない。それからもずっと何らかの動物を飼いたいと思っていた。でも基本的に動物嫌いの家族か、今はアレルギー持ちの家族がいるので飼えないでいる。

 

少し前までそこそこ恰幅のいい白猫が家の周りに来ていた。置配の荷物に爪を立てたりするので嫁は嫌がっていた。笑ったのがシチューの日は必ず来るとのこと。最近見なくなったのが残念で心配だ。いつかまた猫が飼えるといいなあ。

 

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