「月曜日のたわわ」なんとなく聞いたことのあった作品だったけれど、あまり知らなかったので調べてみたらヤンマガでゴリラーマン40が連載になってるのを見つけて読んでしまった。ベカちゃんも復活してた。良くも悪くも話題になれば得するのは講談社なので炎上狙いで大物が釣れたといった感じだろうか。
浅く広くこの問題の賛否を見ていると論点がずれている気がする。誰しもが目にする可能性の高い媒体であの広告はいかがなものかという問題定義に対して、表現の自由がどうとか越権行為だとか主張している。国連の意見は作品をなくせと言っているわけではなく広告の設置場所を考えてくれということなのだが噛みあっていない。
さらに分かりやすく言えば女性が不快に感じる可能性の高いものを、不特定多数が見るような場所に置くなと言っているだけなのだ。コロナや戦争、時事的に重要なことは不快なことでも今載せる意味はあるがたわわにそれはない。目に触れて差し障りのない人が客層の媒体でやるべきだろう。
さわりの無料の試し読みの部分だけ読んでみたら思っていた以上にあからさまで笑ってしまった。人の趣味嗜好に文句はないが、内容だけなら万人向けではないのは確かなのでどこでも宣伝するのは問題ありだろう。ましてや話題性の炎上狙いで目に触れたくない人をターゲットにしていたとしたら悪質である。