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麒麟がくる 第十三・十四回 感想 帰蝶暗躍

父と旦那を良好な関係にするために奔走する帰蝶。

 

麒麟がくるでここまで彼女が活躍するシナリオだとは思っていなかった。川口春奈も回が進むにつれて悪女らしくなってきた。でも沢尻エリカがやっていたらたぶんはまり役になっただろうと思う。

 

聖徳寺の会見をまたいだ十三、十四話。美濃や尾張の情勢が大きく変わり始める。今川義元の侵攻により対応を迫られる織田家。美濃の斎藤家のまさに後ろ盾がなければ潰されてしまう。斎藤家にとっても今川対策として織田と協力するのかしないのか見極め時。お互いの利害が一致し道三と信長の会見がセッティングされる。大雑把なイメージとして有名な道三ののぞき見や信長の振る舞いは変えてはいなかった。しかしこれが帰蝶プロデュースというエッセンスによりいつもの演出が新鮮に感じた。寄せ集めの兵の質に道三が気づかないというのは残念だが、ここは帰蝶や伊呂波太夫の演出に軍配を上げたということにしとこう。

 

その後今川との戦でも勝利した信長を持ち上げる道三。絶賛道三。それに反比例して息子高政とはますます不穏に。親子決戦のカウントダウン開始。

 

それにしても未だに織田の家臣にもならずうろうろしている秀吉。ショバ代を納めずに商売をはじめボコボコにされながらも未来の太閤検地を匂わすあからさまな発言に苦笑。粗い。もうちょっと回りくどく伏線薄めでお願いしたいw 主役ではないのでこんなものだろうか。