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監察医 朝顔 感想⑦ 孫とデート

いつも録画したものを時間差で見ているので、桑原君が差し出したものがリゲイン!?と思いすぐ巻き戻したらアゲインで笑ってしまった。あのCMは流せない時代に変わったことに時間の流れの速さを感じる。

 

じいじと孫のデートを見せつけられたが少し感慨深かった。もう10年以上前になるが、わけあって娘が小学生になる前に嫁と娘は義理の父と暮らすことになった。自分も桑原君のように同居すれば良かったのだが、いろいろと考えがあり別々に暮らすことになった。数年して義父は亡くなるのだが孫が大好きだったので何度もデートはしただろうと思う。義母はさらに早くに亡くなっていたので、義父も幸せすぎて辛いという気持ちになっただろうか。今となっては分からない。

 

昔同じ集落に住んでいて、おじいさんが突然死している家があった。ある日自分と同世代の孫が突然死した。出勤時間になっても起きてこなかったため確認したら亡くなっていたらしい。まわりでは家系的な話が聞こえたため根拠のない噂話に気分が悪かった。今回の法医パートは真っ先にその記憶が蘇った。もやもや病が遺伝するというのは全く知らなかった。噂はいけないと逆に調べもせずいることや無知でいることの危険性もあるし、事前に治療を受ければ回避できることを知ることができた。

 

最後は身近な人の遺体が運ばれてくるというショッキングな終わり方だった。並行して「ボイス」も観ているが、あちらはずっと身内殺しの犯人を追っているので感情移入すると辛い。対して「朝顔」の方は客観的な視点で落ち着いて観られるドラマなのである意味良かったのだが遂に幼なじみが容疑者になる。「朝顔」には珍しい急展開で驚いたけれど手のハンコの不自然なアップに違和感はあった。今回のハンコは伏線とは違うけれど、身近な人物の死であることの証拠としてのアイテムだったが、そのまえのホクロの遺伝の話に注目させられていてそれ程重要なことではないと思わされていたので余計に驚いた。

 

さぶちゃんが犯人ではないことを祈りたい・・・。