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物語の感想やニュースの意見等々を更新しています

ドラマ

監察医 朝顔 感想⑦ 孫とデート

いつも録画したものを時間差で見ているので、桑原君が差し出したものがリゲイン!?と思いすぐ巻き戻したらアゲインで笑ってしまった。あのCMは流せない時代に変わったことに時間の流れの速さを感じる。 じいじと孫のデートを見せつけられたが少し感慨深か…

監察医 朝顔 感想⑥ 義理の息子と義父

第7話。現実離れした被告と弁護士に興ざめ。なんか急にドラマのバランスを崩すぐらいのキャラを何故ここで?普通のキャラで良かったのではないだろうか。水銀トリックも何かのドラマで見た既視感がある。調べてはいないけれど。これまでと比べると法医パー…

監察医 朝顔 感想⑤ 新章スタート?

第2章が始まり、これは5年後2024年の未来のお話という解釈でよいのだろうか。時間の流れによる変化を表現したいだけだろうから、あまり時代考察的なツッコミは無粋だろう。だだ震災の被害者の未来の感情を予想し描くことは軽々しくは出来ない。「年月…

監察医 朝顔 感想④ スピーディさが怖い

第5話の死因の結論付けは素人感覚では強引な気がしないでもないが、今後このようなことが増えていく警告のようで恐ろしかった。人口減少とは人手不足や税収の減少のような直接的な弊害だけではなく、本来助かる可能性の高かった事故の犠牲者が増えていくな…

監察医 朝顔 感想③ 物語の新スタイル

起承転結や序破急といった物語のスタイルがあるが、監察医朝顔は毎話そこを短くまとめてそのあとにもう1つのテーマである震災と家族の関わり方を描いている。事件を解決して口直し程度の後日談で終わるよりも物語の満足感が上がる。主人公を中心にまったり…

監察医 朝顔 感想② 義父と義理の息子

震災を描く制作陣の覚悟を見せられた2話までだったが、3話までの間に平成以降最悪の放火事件が起きてしまった。既におおまかなストーリーや脚本は出来上がっているとは思うのだが、月9枠であることで社会的責任としての改編はせざるを得ない。偶然第3話…

監察医 朝顔 感想① 震災とドラマ

娘の彼氏が近くにいることを知らない父親の設定を早々に破綻させてみせた時任三郎に驚いて終わった第2話。気づかない鈍感なお父さんでいくと思っていたので不意を突かれた。彼氏役の風間俊介のコミカルさが、重めのテーマで描かれるこのドラマに絶妙に効い…

仮面ライダー響鬼 その弐 奨める理

仮面ライダー響鬼に関しては当時興味が湧きすぎて娘とヒーローショーに行ったり、フィギュアを買ったり、関連書籍を読み漁ったりしていた。ここまで私が虜にされた根源は何か。それは間違いなくプロデューサー高寺成紀氏のこだわりだったんだと思う。途中降…

仮面ライダー響鬼 その壱 火を吹く鬼

この作品を観るまでに最後に観た特撮は何だったか思い出してみる。教室で話題になっていたのはジャスピオンくらいまでだろうか。齢10くらいの頃。小学校高学年くらいになると漫画やアニメ、ゲームが娯楽の中心になり特撮からは自然と遠ざかっていった。そ…

ストロベリーナイトと電気グルーブ

成功していたコンテンツのキャストとスタッフを一新することはそれなりの覚悟とリスク背負うことになる。間違いなく前作と比較されるのでクオリティを下げないことが大前提で、完全オリジナルの作品よりもプレッシャーは強いものになるだろう。新キャストを…

旅のはじまり 萩原健一 小林桂樹

新元号発表直前に訃報が届いた。ショーケンが亡くなった。 何人か好きになったきっかけが分からない俳優や歌手がいる。大げさに言えば物心ついたときには好きだったという感じ。それが俳優では小林桂樹と萩原健一。年代的にはバブル期のトレンディドラマ世代…

3年A組 感想 倫理観だけで匿名の世界は制御できない

撮り溜めていた全10話を3日間くらいで一気に見た。 近年のドラマでは炎上やフェイクニュースを取り上げることが多くなった。話題性からその題材としている部分はあるだろうが、制作者が世の中への警鐘として伝えたい部分も大きいだろう。インターネットや…

トクサツガガガ 感想⑤ 特オタは死なない

最終話を観てコミックも3巻までお試し出来たので読んでみた。 特オタを主人公にしたという設定をどうやって活かすか。漫画版の方はまだ序盤のためか1話完結のあるあるネタ集といった感じだった。それを後発のドラマは上手くまとめていたと思う。主人公や吉…

トクサツガガガ 感想④ 親の理解は必要か

ゲンカ将軍だけでなくシシレオーも剣を持っていたのは、まさか娘の応戦ビンタを現していたとは予想出来なかった。特撮への憎悪にも見える母親の言動はだんだんとエスカレートしていき視聴者側としては観ているのがキツくなるくらいだったのだが、おとなしい…

トクサツガガガ 感想③ オタクに海は似合うのか

てれびくんネタの導入は凄く良かった。明日夢変身やハイパーガタックを思い出した。原作を読んでないので分からないが相当マニアックそうなのでドラマが終わったら読んでみたいと思う。でも海での撮影会の部分は強引過ぎてこれまでの積み上げたクオリティの…

トクサツガガガ 感想② 異種オタの理解は可能か

NHKや特撮班、演者の本気度が凄いw NHKの製作側に各種オタがいなければ成し得ない域の造詣。民放で1クールだけのドラマではここまで追求する予算や時間は掛けられないだろう。特撮1個に絞るか複数の各ジャンルの造詣の浅い仕上がりになってしまうと…

トクサツガガガ 感想① 特撮好き以外には届くか

1クール毎に1作品挙げて感想を記しているが、少しでも多くの方に共感を得て頂きたいのでそれなりに視聴者数の多いものを選んでいる。でも今回はあきらかに人を選ぶであろうドラマを挙げてみた。毎回いくつかの3話くらいまで観て1作品選んでいるが、録画…

獣になれない私たち / 感想 総括

決して賛否両論になるドラマが好きなわけではないw 非現実的だと思って観ている人とリアルだと思って観ている人とまた真逆の感想が多く面白い。フィクションとはいえリアリティを如何に表現しているかという部分は、こういったドラマにとっては重要な評価点…

獣になれない私たち / 新垣結衣

初めて違和感のあった第9話。それも多々。 息子の元カノと今カノ(と思っている人)と酒を飲みかわすという状況には、ありえないと思いながらもそれはそれで面白かった。京谷の立場には絶対なりたくはないけれど。 最初に違和感があったのは朱里と晶の部屋で…

獣になれない私たち / 松田龍平

「下町ロケット」のような展開が早くダイナミックなストーリーで魅せるドラマも良いが、「けもなれ」のように大きな展開はないがじっくり進むドラマの場合は演者の力の見せ所が多く、配役が大きく影響する。 第8話は今まで以上に、松田龍平演じる「もう1人…

獣になれない私たち / 黒木華

「若狭湾と相模湾」このキーワードを元に脚本を書いたのではないかと思うくらいに第7話はきれいだった。さまざまな対峙と対比。晶と朱里、晶と後輩社員、母と息子たち、そして晶と京谷。対局にある人と出会うことで人は変われることが出来るのかもしれない…

獣になれない私たち / 伊藤沙莉

トランジットガールズの時点で彼女の存在を知ってはいた。早くも主役かと驚いていたが、それは私が彼女を知ってからの期間が短かっただけで本当は子役時代からコツコツ頑張っていた女優であることは後から知った。トランジットガールズもどちらかといえばMum…

獣になれない私たち / 野木亜紀子

作品や出来事の感想中心のこのブログだが各タイトルについて悩む。小説や漫画、音楽等はタイトル+作者名になるがドラマや映画は+何になるのか。監督や主演俳優では違う気がする。そもそも漫画や楽曲も1人で製作されていることはほとんどない。大勢の人た…

半分、青い。感想⑦ 総括

「ひよっこ」の続編の発表があった。ツイート等を見ていると歓迎のコメントが一斉に発信されている。これが終了直後の「半分、青い。」だったらと思うといろんな意味で怖い。間違いなく歓迎一色ではないはず。制作陣は余力を残さずやりきったように感じるの…

半分、青い。感想⑥ 見たくないけど見る?

小説、漫画、TVドラマ、映画、ゲーム等の物語に入り込める幸せ。誰かが想像し創造した世界の中で驚かされ、感動させられる幸せ。1度しかない人生で、こちらは大きな手間を掛けずして何度も入ることが出来る手軽さ。人間が発明したことの中でも最大級に素…

半分、青い。感想⑤ 賛否両論?

昨今ドラマや映画などを見ると、SNSやネットニュースの発達でほぼリアルタイムで批評や感想が一斉に世界中へ発信されるようになった。近年で印象深かったのは真田丸。賛辞のツイートが一斉に送信されていた。「決まっているだろう、真田丸よ!」からのオ…

半分、青い。感想④ ユーコ

THE BOOM 宮沢和史の歌だったか発言だったかうろ覚えだが「歌を歌う理由は自分が納得できる歌がこの世にないから。逆にそんな歌があればいつでもやめられる。」的なことを言っていた覚えがある。自分の記憶がねじ曲がっていなければ。中学生ながらに、何かプ…

半分、青い。感想③ 鈴愛

今日の半分、青い。は心に刺さった。また鈴愛が感情をぶちまけた。いつものごとく師匠に対し、仲間に対し無礼千万キレまくり。ただ今回の鈴愛は灯滅せんとして光を増すろうそくのように見えた。残された力を使い果たす寸前のように。 堅い就職もせず、妥協し…

半分、青い。感想② 漫画最強論

漫画家編の展開が早い!デビューまではじっくり進んでたのに。 世紀末が近づいているけれど、最終的に鈴愛が何才まで描かれるのだろうか。現在までなら48才?それとも現実を追い抜く?まだ前半の段階で漫画家編も佳境に入っているっぽいので、その後はどう…

半分、青い。感想① ポスター

先入観でいつのまにか苦手カテゴライズして遠ざけていたもの。 朝ドラ、韓国ドラマ。まだまだたくさんあると思うけれど、自発的にはまず観ることはなかったであろう2大巨頭。ここ数年で結構な数を拝見した。というのも強制的に会社の昼休みに観させられてる…